テレコンバータ
レンズ系の後方に凹レンズ系を付加し、焦点距離を大きくする場合があります。
このように焦点距離を長くする後置き凹レンズ系をテレコンバータ、リアコンバータ、リアアタッチメントといいます。
レンズ系配置としては、焦点距離f1の凸レンズ系を光軸方向にdだけ移動させ、焦点距離f2の凹レンズ系を挿入し、挿入後の焦点位置と凸レンズ系のみの焦点位置F1'とが一致するようにします。
ここで、dが小さいと諸収差が大きくなるので、dは大きい方が望ましいのですがテレコンバータの形状が大きくなるという欠点があります。
2018 ©SANKYO KOGAKU KOGYO Co.,Ltd.